誰でもわかるEMC試験についてのちょっとした説明

EMC試験とは、電磁両立性試験のこと

EMC試験のEMCとは、ELECTRO MAGNETIC COMPATIBILITYのことです。この英語は電磁両立性と訳します。EMC試験とは、電気機器がその機体の内部・外部から妨害電磁波を受けた時に、正常に作動するかどうかを確かめる試験のことです。人が生活をしている環境では、自然環境から発生するものと、他の電気機器から発生するものがあります。もちろん、試験する製品そのものから発生するものもあります。

試験の種類はどんなものがあるのか

EMC試験には、EMI試験とEMS試験の2種類があります。EMI試験とは、エミッション試験のことで、試験をする製品自体から発生する電磁波の影響を試験します。これは、電気機器が人体に悪影響のあるレベルの電磁波を発することがないかどうかを確認する為です。EMS試験とは、イミュニティ試験のことで、他の電気機器や自然環境からの妨害電磁波からの耐性を試験します。こちらは、例えばラジオが周りの電気機器などの影響を受けすぎて、スピーカーの機能を阻害するようなノイズを発生するかどうかなどを確認します。

さらに細かく分けると、どんな試験があるのか

イミュニティ試験やエミッション試験にも、様々なタイプの試験があります。イミュニティ試験の方には、ファーストトランジェント/バースト試験があります。こちらは、トランジェント波形の妨害電磁波に対する電気機器の耐性を確認する為の試験です。エミッション試験の方には、伝導性エミッション試験というものがあります。こちらは、製品自体の電磁波を試験します。

EMC試験とは電気機器の耐性試験の1種で、機器の内部や外部からの妨害電磁波によって機能や動作が阻害されないかを測定します。